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キングジム流仕事を楽しむ術「ヒット確率1割でいい」

  • 2017年 02月28日 11時03分
  • 提供元:R25
個性的なアイデア文房具で知られる「キングジム」。テキスト入力に特化したデジタルメモ「ポメラ」や、約15枚の名刺を一気にスキャンできるデジタル名刺ボックス「ビズレージ」など、王道ではないものの「こんなのがほしかった!」というニーズに応える、攻めた商品を生み出し続けている。

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代表取締役社長の宮本 彰氏は「世の中にない商品を出すこと」を方針に掲げ、いつも仕事にワクワクしていると語る。どうすれば、そんなふうに楽しく仕事ができるのか? 会社員が抱きがちなこの悩みについて、宮本氏の持論を伺った。

●「成功したい」と思えない会社なら、すぐに辞めたほうがいい

宮本流「仕事でワクワクするコツ」は主に3つ。キーワードは「貢献」「主体性」、そして「ファーストペンギン」だ。

「まず『貢献』ですが、僕は性善説を信じていて、人間は皆“いい人”。だから、誰かの役に立てたらうれしいし、『やりがい』を感じるはずなんですよ。たとえば保険のセールスって、冷たく追い返されることもある厳しい仕事ですよね。でも、そのセールスマンの仕事で保険に入り、幸せになった人もいるはずなんですよ。仕事にやりがいや誇りを持てないと嘆く前に、そうした“自分ができた貢献”にちゃんと気付いてほしいと思います」

次に主体性。「しがらみにとらわれず自分らしい仕事をする」と言い換えてもいいという。

「僕は『社員が好き勝手にできる』のがいい会社で、その積み重ねが会社にとっても財産になると思っているんです。風通しが悪い会社は、上司の意見が絶対だったり、下手にモノ申すと人事評価がマイナスになったりしますが、キングジムは逆。黙っているのはマイナスで、上司を恐れず自分の意見を述べるほうが評価されます。たとえば、開発部門の場合、部長のデスク前に『直談判席』なるものを設けていて、誰でもいつでもトップアプローチできるようにしています。会社によってはなかなか難しいとは思いますが、悔しくて布団の中で泣いているくらいなら、勇気を持って情熱を押し出してほしいです」

しかし、そうはいっても会社組織で働くうえでは協調性も必要だ。自分の意見を主張し、主体的な姿勢で仕事がしたくても、“出る杭は打たれる”のが常である。

「チャレンジしたい人にとって、『減点方式』の会社は合わないよね。そういう会社って“失敗しない人=優秀な人”でしょ? でも、失敗しないために生きるのって、面白くないと思う。失敗しない、ではなく『成功したい』と思わなきゃ。減点方式の会社、挑戦したくない上司のもとで自分の意見を押し殺しているくらいなら、すぐに辞めたほうがいい」

●ファーストペンギンは「歴史を作れる」からそもそも楽しい

そして、最後の一つが宮本氏の座右の銘でもある「ファーストペンギン」だ。魚を求め、天敵を恐れず最初に海へと飛び込むその姿になぞらえ、ビジネスにおけるフロンティア精神を表す言葉として用いられている。

「ファーストペンギンは、リスクも大きいし成功する確率も高くはないですよ。だけど、一番大きな魚を獲れるかもしれないし、そもそも楽しいはず。とくにメーカーは世の中にないものをアイデアによって生み出す、歴史を作ることができる仕事です。だから新製品発表の時って、『どれくらい評判になるだろう、どれくらい売れるだろう』と胸が高鳴る。実際は1勝9敗、ヒットの確率1割程度だったとしても、毎回『なんかすごく売れるような気がする!』って、ワクワクするんですよね」
その精神は、開発の仕事以外でも生かすことができると宮本氏は言う。

「営業だってなんだっていいですが、改革を提案できる人はファーストペンギンですよね。もちろん、いきなり大胆な提案をしても、上司は面食らうだけですよ。だからといって、定例の会議のような場でゲリラ的に大きな改革案を出してもうまくいかないでしょう。奇策こそ準備が重要で、あらかじめキーマンとなる人を味方につけておくこともそうだし、その議題にたっぷり時間をかけられるよう根回ししておく必要もあるでしょう。5分、10分の短い時間だと、奇抜なアイデアは否決せざるを得ない。でも、一つのことを20分以上話していると風向きが変わる。長時間粘ると上司の集中力も途切れるから、だいたい『YES』って言いますよ(笑)」

そう語る宮本氏の表情はとても明るい。このポジティブさこそ、仕事を、そして人生を楽しむ“根っこ”に必要なものなのかもしれない。

「仕事だけでなくプライベートも楽しいですよ。僕は多趣味で凝り性。色々と手を出しています。前は黒鯛釣りにはまっていましたけど、仲間うちで僕が一番うまくなっちゃったんでやめました。極めると次のことを探したくなって、今は一番難しいといわれるヘラブナ釣りにチャレンジしています。あとは野鳥の鑑賞とかリクガメの飼育とか、バラの栽培とか、もうちょっと歳をとったら盆栽に行くでしょうね。あ、『ポケモンGO』はレベル35まで行きました。

休日もやることが多すぎて忙しいです。ぼーっとして何となく過ごすことはありませんね。忙しくしているほうが、人生は充実しますよ」
(末吉陽子/やじろべえ)

(R25編集部)

※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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