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MBA取得しても「やりたい仕事できない」ならどうする?

  • 2017年 03月07日 11時01分
  • 提供元:R25
日本最大級のスキル・趣味・習い事のマーケットプレイス「ストアカ」。自分のスキルを活かして“教えたい”個人と、気軽に“学びたい”個人をマッチさせ、リアルな場での教室やワークショップの開催を可能にするサービスだ。2012年7月の運営開始以来、登録講師数は8000人、登録生徒数は11万人を超える。

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創業者で社長の藤本 崇氏は、米国・コーネル大学卒業後、ユニバーサルスタジオに就職。その後航空輸送大手フェデックスを経て、スタンフォード大学大学院でMBA取得後に投資ファンドで勤めた生粋のビジネスエリートだ。華々しい経歴を持つ反面、意外にも30代後半まで“やりたいことに出会えず苦しかった”と語る。同様の悩みを抱えるビジネスパーソンも少なくないはずだが、藤本氏はそうした時期をいかにして乗り越えたのか?

●映画、レストラン… 自分の才能を探して迷走した日々

端から見ると順風満帆すぎるキャリアを持つ藤本氏だが、30代までは「本当にやりたいことがわからない、という焦りがハンパなかったです」と振り返る。

「自分はいつもビジネス的な『左脳のスキル』で評価されていたんですよ。論理的な分析やプレゼンが会社の偉い人に重宝される。『君が資料を作成してくれると社内の稟議が通るから、この分析もお願いね』ってことで仕事を任される。でも、本当はそういう仕事じゃなくて、映画関係など、もっとクリエイティブな仕事に就きたかったんです。あるとき、当時エンジニアとして働いていたユニバーサルスタジオのカフェテリアでランチを食べていたら、真横のテーブルに偶然スピルバーグ監督が座っていて、新しい映画の打ち合わせをしているのが耳に入ってきたんです。『大監督がこんなに近くにいるのに、俺は単なるエンジニアなのか。やっぱり自分もやりたいことをやらなきゃ駄目だ』と思って、23歳で夜間のフィルムスクールに入学しました。ところが、結局挫折して続かなかったんです」

その後、日本に帰国することになり、フェデックスでエンジニアとして勤務。“左脳のキャリア”を続ける一方で、27歳で今度は日本の映画学校に入学。そんな藤本氏の行動に、周囲からは「昇進レールに乗っているのに、何が不満なの?」と冷ややかな目も向けられたそう。

しかし、「スティングはミュージシャンになる前は学校教師を10年やったとか、トミー・リー・ジョーンズはハーバードを卒業してから俳優を志したとか、一旦普通の社会人経験を経てからクリエイティブな業界でデビューしたという人のストーリーを根拠に、自分もいつかそんなふうに才能が開花するんじゃないかと勝手に信じていた」という。だが、現実はそう甘くはなかったようだ。

「映画学校では、生徒の合議でどの映画を製作するか決めるシステムだったんですが、自分は何度脚本を書いても、映像化を認めてもらえなかったんです。自分の映画を撮れないのは嫌だなと、そこで諦めがつきました。その後もクリエイティブ欲求は収まらず、創作料理のレストランを開こうと思って料理学校に通いました。でも、調理実習では手を切るし、盛り付けも下手だし、結局料理でも自分は才能がないんだなと(笑)」

●仕事のやりがいとは… 「ジョン・レノンになれるかどうか」

一般的に、仕事でやりがいを感じるには、「人から求められている能力と自分が発揮したい能力が一致する」ことが重要だといわれる。会社員時代の藤本氏の場合、それが合致しなかった。

「僕の場合は、最終的に分析的な左脳とクリエイティブな右脳を“マリアージュ”させるということで、起業を選択しました。悩んでいる人は、モヤモヤ感と向き合って、答えを見つけるために何か新しい一歩を踏み出してみるのが大切です。私がストアカを始めた原点でもありますが、アフター5に色んなことを学んでみるというのは、やりがいを求める人にはおすすめしたいですね」

進むべき道が見え始めたら、“自己のやりがい”と“他己のやりがい”のバランスを保つことができる仕事かどうかを見極めるのが大事なポイントだと藤本氏。

「“自己のやりがい”はいわゆる『アーティストタイプ』の人が感じるものですよね、人が何を求めていようと関係なく、俺は俺の好きな曲を作り続けたいと。対して、“他己のやりがい”は、開発途上国に地雷除去に赴いてしまうような『NGOタイプ』。自分の身や家族を犠牲にしてでも社会に必要とされることをやりきる使命感に燃えていて、誰かの役に立ちたい、問題を解決したいという欲求に重きを置く人もいるでしょう。

ただ、多くの人はアーティストほど突き抜けてもいないし、地雷撤去に行くほど自分を犠牲にできない。だから、自己と他己のやりがいをバランス良く両立できる仕事を求めていくことが重要だと思うんです。とはいえ、黙っていても世の中にそんな“美味しい話”は転がってこないですし、何より自分が何にやりがいを感じるのか自体が分からないことも多い。だからこそ、自分にとっての“当たり”が出るまで積極的に模索し続けるのが大切なんです」

(末吉陽子/やじろべえ)

(R25編集部)

※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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