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早霧せいな&咲妃みゆサヨナラ公演開幕 本拠で魅了

  • 2017年 04月21日 18時40分
  • 提供元:日刊スポーツ
名作喜劇映画をもとにした宝塚最後の芝居で、ひょうひょうと生きる男を好演した雪組トップ早霧せいな(撮影・村上久美子)

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名作喜劇映画をもとにした宝塚最後の芝居で、ひょうひょうと生きる男を好演した雪組トップ早霧せいな(撮影・村上久美子)

宝塚歌劇団の雪組トップ早霧(さぎり)せいな、相手娘役・咲妃(さきひ)みゆのサヨナラ公演「幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)」「Dramatic“S”!」が21日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。
 14年10月に新トップコンビとしてスタート以来、ここまで本拠地4作連続で、稼働率100%超えと新記録を樹立し、更新中。「ルパン三世」「るろうに剣心」「ローマの休日」と著名原作に立て続けに挑み、唯一無二のトップ像を確立した。その名コンビが、最後に臨む芝居は、鬼才・川島雄三監督の代表作映画で、フランキー堺主演の「幕末太陽傳」を原作にした人情喜劇だ。
 品川の遊郭・相模屋を舞台。早霧演じる佐平次は、大尽遊びに興じたあげく、無一文を白状して居座り、番頭まがいに振る舞いながら、次々に騒動を解決し、礼金をため込んでいく。
 病を隠しながら、ひょうひょうと生きる役柄に、早霧は「ちょっとずる賢くて、世渡りもうまく、人の懐にスッと入っていく。彼のちゃめっ気をうまく出したい」と言い、けいこに励んできた。
 宝塚伝統の二枚目ではないキャラクターに、早霧は「最後にこんな大物がきたか」と苦笑しながら、役作り。劇団屈指の芝居巧者トップが、男役17年の集大成を存分に発揮している。
 ショーでは、芝居とは対照的にスタイリッシュなダンサーとして、二枚目ぶりを披露。早霧率いる雪組の合言葉になった「絆」をテーマにした場面もあり、咲妃との名コンビによるデュエットでも魅了した。
 宝塚大劇場公演は5月29日まで。東京宝塚劇場公演は6月16日~7月23日。早霧、咲妃らは東京公演千秋楽をもって退団する。
 また、今回の宝塚公演は、3月に入団した103期生の初舞台公演。恒例の口上、ラインダンスも披露されている。

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