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パリ中心部で銃撃事件、大統領選への影響は?

  • 2017年 04月21日 19時17分
  • 提供元:TBS Newsi

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 「ついさきほど、シャンゼリゼ通りの方で銃撃戦があったという情報が入ってきました」(記者) 「下がれ!閉鎖中だ!」 「いま、退避しろと、警官が言っています」(記者) 「シールドを持って来い!」 「警官隊が一列になって近づいていきます。銃を構えています。警官が銃を構えています。洋服を脱ぎ始めました」(記者)  事件は20日夜、パリ中心部のシャンゼリゼ通りで起きました。車で乗りつけた男が自動小銃で警察車両に乗っていた警察官に突然、発砲。この銃撃で警察官1人が死亡、別の警察官2人がけがをしました。  「誰かが警察官に向かって発砲した。警察官は応戦し、男を殺害した」(目撃者)  警察官を襲った男は現場で警察に射殺されたということです。警察によると、容疑者はパリ郊外に住むフランス国籍の39歳の男で、過去に警察官に発砲した前科があり、治安当局に知られていた人物でした。  「捜査を進めれば間違いなくテロリストの仕業だと明らかになるだろう」(オランド大統領)  この事件について「イスラム国」系の通信社は犯行声明を出しましたが、事件との関わりはいまのところわかっていません。また、ロイター通信は、警察が今回の事件に関わったとして、もう1人の容疑者の行方を追っていると報じました。  今回の事件は、23日に控えた大統領選にどんな影響を与えるのでしょうか。最新の世論調査では超党派のマクロン候補と極右政党のルペン候補がトップを争い、中道右派のフィヨン候補と急進左派のメランション候補が僅差で追い上げる展開になっています。しかし、ここに来てマクロン、ルペン両候補の支持率が減少しています。  「大勢の報道陣を前にルペン候補、これから銃撃事件についてのコメントを発表します」(記者)  ルペン候補は、「移民排斥」や「EUからの離脱」を訴えますが、事件から一夜明け、選挙本部で会見を開きました。  「すぐに(イスラム過激派を)国外に排斥しなければならない」(極右政党「国民戦線」 ルペン候補)  一方、ライバル、ルペン候補とは逆にEU残留を主張し、前経済相として雇用問題を訴えるマクロン候補(39)。ルペン候補と同様、治安の安定のため「警察力の強化」を主張していて、今回の銃撃事件が両者の支持率を上げる可能性も考えられます。  「イスラム過激派に強硬な候補者に有利になるかもね。ルペン氏のような」(パリ市民)  そして、この2人を急速に追い上げているのが「台風の目」急進左派のメランション候補(65)です。  「ルペンにとって我々庶民の土地は“敵地”らしい」(急進左派 メランション候補)  「彼の話し方は心を打つね。ルペンは何も伝わってこない。自分たちに一番近い人だよな」(支持者) 「そうそう」(支持者)  得意の話術で各候補を論破し、「説得力のある候補」としてテレビ討論でトップの支持を獲得したメランション候補。メディアをうまく利用する手法をとり、話題にも事欠きません。私達は、「もし大統領になったら日本との関係は」と聞いてみました。  「経済については、まず交渉です。いくつかの交渉を並行して確立します。大統領になったら、すぐにもっとお話しします」(急進左派 メランション候補)  政策は主に環境問題と、EUの離脱を訴えています。この3人に、妻らの秘書給与をめぐる横領事件で苦戦している中道右派のフィヨン候補が加わり、5月の決選投票に進出する2つの席を争っています。(21日16:09)

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