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「退位」めぐる有識者会議、キーマン語る「とにかく風穴を」

  • 2017年 04月21日 21時37分
  • 提供元:TBS Newsi

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 天皇陛下の退位について、議論を重ねてきた有識者会議。「最終報告」はどのような内容になるのでしょうか。  「上皇さまの体制と新天皇の体制が二重象徴にならないような形で、うまく成立していくかどうかを大枠で決めた」(有識者会議 御厨貴座長代理)  退位の議論は去年8月、国民に直接語りかけられた「おことば」から始まりました。有識者会議は去年10月以来、14回の議論を重ねてきました。「最終報告」の内容を整理します。退位後の天皇、皇后の称号はそれぞれ「上皇陛下」「上皇后陛下」とすることが適当とします。また、身の回りのお世話などを担当する「上皇職」という組織を新たに設け、次の天皇と生計を共にします。皇位継承順位第1位となる秋篠宮さまの呼称については次の天皇陛下を指す「皇嗣」という名称を加えることを提案しています。「最終報告」の取りまとめにあたっては、あるポイントに気を配ったといいます。  「我々が思ったのは(天皇陛下の)お気持ちにストレートに沿ってはいけないと。それ(お気持ち)を反映して国民の思いというものがあって、国民の思いをさらに我々は見て、そこの中で判断していく」(有識者会議 御厨貴座長代理)  憲法にある「天皇の地位は日本国民の総意に基づく」という規定に配慮し、憲法違反とならないよう「特例法」という形で、「退位」に向けた道筋がつけられました。一方で、将来に向けては1つ課題が残りました。それが皇族数の減少に伴う皇位の安定継承をめぐる議論です。「最終報告」では踏み込みを避け、「今後、政府をはじめ国民各界各層において議論が深められていくことを期待する」という表現にとどまります。  「風穴を1つ開けなければならない。風穴が開けば、あとは今度はその次、次と問題は見えてくるから。(皇室の議論が)ある種のタブーになることなくそれをみんなで議論しやすい環境になっていく」(有識者会議 御厨貴座長代理)  「女性・女系天皇」などの議論は先送りすることのできない課題ですが、保守層の中には根強い反発があるのが現実です。安定的な皇位の継承を確保するための議論と法整備は重い課題として残りました。(21日17:15)

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