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『ドクターX』、小池百合子氏「パロディ扱い&貶める」演出が波紋か…放送倫理的問題も

  • 2017年 10月13日 06時50分
  • 提供元:Business Journal
米倉涼子

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米倉涼子

 テレビ朝日系の人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第5シリーズの第1話が12日、放送された。


 フリーの外科医で天才的な手術技術を持つ大門未知子(米倉涼子)は、腐敗にまみれた東帝大学病院の改革に院長として取り組む志村まどか(大地真央)に、旅先でバス運転手の急病患者に施した緊急手術を認められ、同病院で雇われることになった。


 大門は当初、その患者の再手術の主治医を務めるつもりだったが、志村は米国の心臓外科の世界的権威であるジャイケル・マクソン医師を主治医とし、手術支援ロボットを使用した遠隔手術を行なうことを決断し、大門を執刀医から外す。しかし事態は一転する。大門はとんかつ屋で著名なジャーナリスト・一色辰雄(升毅)と相席するが、目の前で一色が意識を失って倒れ、東帝大学病院に運び込むと、志村は一色に遠隔手術を受けさせる代わりに、大門にバス運転手の執刀を許可する。


 そして手術当日、一色とバス運転手への手術が同時間帯に行われるが、一色の遠隔手術が失敗し開胸手術に術式が切り替えられ、急遽志村が執刀することに。心臓の心室を切開すると予想以上に腫瘍の浸潤がひどく、外科副部長の猪又孝(陣内孝則)や同・海老名敬(遠藤憲一)はインオペを主張。それでも志村は手術を続行しようとするも、2人は強硬に反対し、ついに志村がインオペを決断すると、大門が手術室に現れ手術を続行して成功する。


 後日、大門が所属する神原名医紹介所の所長・神原晶(岸部一徳)が手術の請求書を持って志村の院長室を訪れたところに、元同病院院長の蛭間重勝(西田敏行)が現れ、志村と一色の不倫が週刊誌で報じられることを告げる。そして蛭間は日本医師倶楽部会長の内神田景信(草刈正雄)の取り計らいで同病院院長に返り咲くことになるが、内神田から「大門を潰す」ことを命じられるところまでが放送された。


●ハンパないマンネリ


 第1話を見て、あまりのマンネリで、やや辟易としてしまったというのが第一の感想だ。大門の名台詞「私、失敗しないので」も連発され過ぎでしつこく、“お腹いっぱい”という感じだ。またストーリーも、緊急事態が発生したところで大門が登場し問題を解決するという、お決まりのワンパターンな展開。いくら豪華なキャスト勢を揃えても、完全に展開が読めてしまうので、見ているうちに飽々してしまう。さすがに第5シーズンまでくると、このマンネリ具合は視聴者的にはちょっと厳しく、最後まで見るのが苦しいほどだった。もしかすると、今シリーズは視聴率に大コケしてしまう可能性もあるのではないかと心配になってしまう。


 また、院長の志村を演じる大地真央の演技がオーバー過ぎて、「なんか、演技が下手じゃない?」と感じてしまったのも否めない。大地といえば元宝塚歌劇団トップスターで、ミュージカルをはじめとした舞台でも輝かしいキャリアを持つ女優だが、あまりにセリフの言い回しが“ミュージカル風”で、まるで宝塚のパロディを見せられているようで笑ってしまったほどだ。


 そんな大地が演じる志村は、「東帝大学病院初の女性病院長」「腐敗した大学病院の改革を掲げる」「クリーンなイメージを強調する」「合言葉は“患者ファースト”」「きれいごとを連発」というキャラクターなのだが、早くもインターネット上ではモデルは小池百合子東京都知事ではかいかと話題になっている。劇中で志村は一色との不倫が大きく報じられて失脚するのだが、小池氏が党首として戦う衆議院選真っただ中のこの時期に、まるで小池氏をパロディ扱いして貶めるようなドラマを放送して、「放送倫理的に大丈夫なのだろうか……」と気になってしまった。少なからず波紋を呼ぶのではないだろうか。


 いずれにしても、本日発表される第1話の視聴率が注目を集めるのは間違いないだろう。
(文=米倉奈津子/ライター)



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