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“さいはて”の地で、山と海に一体化した モダンアートを楽しむ!

  • 2017年 10月13日 08時16分
  • 提供元:東京ウォーカー
作品No.03 深澤孝史「神話の続き」。大陸からの漂着物を神とする信仰も

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作品No.03 深澤孝史「神話の続き」。大陸からの漂着物を神とする信仰も


石川県珠洲市、人口約1万4000人。過疎化が進み、日本で一番人口が少ない市であるが、ただいま「奥能登国際芸術祭」を開催中だ。人口は少ないが、美しい里山、里海、おいしい魚介類、素朴で優しい人々が魅力。今や地方の芸術祭がめじろ押しだが、市民の半数以上が目にしているという、今もっともホットなモダンアートを見に行った!


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三方を海に囲まれた能登半島。冬はグレーの空と荒れ狂う海が印象的だが、夏から秋にかけて、紺碧の海と紅葉に彩られた山並みが本当に美しい。くねくねと曲がる海岸線を車で走れば、国内外のアーティストが手がけたアート作品に出合える。“現代美術”というと難解なイメージがあるが、決してそんなことはない。老若男女を問わず、誰もが楽しめる作品ばかりだ。しかし、そこには取り残されたような日本海の村の歴史もうかがえる。


この地が“さいはて”と呼ばれるのは訳がある。2005年まで鉄道が通っていたが現在は廃線となり、県庁所在地の金沢市から珠洲の中心地まで、車を飛ばしても3時間ほどかかるという遠さのため。以前は学校に通う生徒や、通勤客で賑わったであろう駅舎が、取り残されたままに。腰が曲がったおばあちゃんが、誰かに手を引かれて駅のアートを見にやって来る。彼女も多分ここから電車に乗って、どこかへ向かったのであろう…。


秋の収獲に感謝して開催されるキリコ祭りも必見だ。江戸時代から続く祭礼が、200を超える集落のどこかで開催される(10月21日まで)。海の波音と、巨大灯籠(キリコ)の灯りと、氏子たちが奏でる笛や太鼓の音の三位一体。村で生まれ、育った人々がずっと信じてきた土着の神様が、海に帰る。そして冬を越して春になり夏が訪れたら、再び彼らに恵みをもたらすのだ。


奥能登国際芸術祭は10/22(日)まで開催中。この機会に”さいはて”の地を訪れて、日本の原風景とアートとの融合に触れてみては?【東京ウォーカー編集部】


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