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『おじゃMAP』で対立鮮明…フジテレビ、「視聴率取れない」ジャニーズを見限りクレーム無視

  • 2017年 10月13日 20時50分
  • 提供元:Business Journal
フジテレビ(「Thinkstock」より)

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フジテレビ(「Thinkstock」より)

 フジテレビとジャニーズ事務所の対立が表面化しつつある――。


 9月にジャニーズ事務所を退所した元SMAPの香取慎吾がレギュラーを務めるテレビ番組『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)が攻めている。7月19日には香取の「俺、引退しないから」という発言を放送し、10月4日には同じくジャニーズを退所した草なぎ剛と2人旅をさせ、ステージに立って歌わせた。テレビ局関係者が話す。


「快く思わないジャニーズから、相当責められているようです。それでも、『おじゃMAP!!』は手を緩めない。完全にジャニーズと戦うつもりですよ」


 フジテレビといえば、月9ドラマで木村拓哉が高視聴率を取るなど、これまでジャニーズと蜜月関係を保ってきたように見えた。


「今、フジのゴールデン帯でレギュラーを持っているジャニタレは、『VS嵐』の嵐だけ。しかも、視聴率は10%前後とそんなに高くない。TOKIOは深夜帯だし、KinKi Kidsは日曜の午後。実は、もうフジはジャニーズに頼っていないんです。確かに7月クールの月9では山下智久主演の『コード・ブルー』が高視聴率を取りましたが、4月クールの月9『貴族探偵』ではジャニーズの意向を汲んで相葉雅紀を主演に据え、主題歌も嵐の『I'll be there』にしたものの、全話平均視聴率8.8%台(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)と大低迷。月9の30周年という記念すべき作品で大コケしてしまった。逆に、1月クールでは当時まだジャニーズ所属だった草なぎの『嘘の戦争』は一度も2ケタを切ることなく、全話平均視聴率11.3%を獲得。結局フジの制作陣は、ドラマはキャスティングで獲れるものではないし、ジャニタレが数字を持っているわけではないとわかったのです」(テレビ局関係者)


●社長人事も影響


 6月には社長が亀山千広氏から宮内正喜氏に交代。これも大きく左右した。


「ドラマ畑で歩んできた亀山氏は結局、芸能事務所とのつながりにがんじがらめになってしまった。その象徴が『貴族探偵』であり、2013年の社長就任以来、まったく結果を残せなかった。宮内氏はこの10年間、岡山放送やBSフジにいたため、芸能事務所とのしがらみが亀山氏と比べてだいぶ少ない。『コード・ブルー』の高視聴率に関しても、『ストーリー展開が大変骨太で妥協がなかった』と物語自体を褒めていた。


 フジはテレビ東京に追い抜かれてもおかしくない位置まできており、ジャニーズに気を遣っている余裕がない。実際、香取と草なぎの2人旅スペシャルの視聴率は民放同時間帯1位だった。ジャニーズに背を向けたほうが、実は数字を獲れるという手応えも感じつつある。今の視聴者は芸能事務所への忖度ばかりするテレビ界に嫌悪感を抱いている。日本テレビやテレビ朝日がジャニーズに頼っているなかで、差別化できれば低迷を脱せるという読みもある」(同)


 10月18日の『おじゃMAP!!』では、香取と親交の深い萩本欽一をゲストに呼ぶ。


「今年の日本テレビの『24時間テレビ』では『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』のコーナーを放送しながら、『仮装大賞』司会者である香取を出演させないという暴挙に出た。『24時間』のメインパーソナリティがジャニタレだし、日テレはバラエティから情報番組までジャニーズにおんぶに抱っこですから、香取を使わなかった。もう、視聴者はそんなことはわかっているんです。そのなかで、フジはあえて萩本をゲストに持ってくる。これで視聴率が獲れれば、フジはますます脱ジャニーズを打ち出してくるはずです」


 9月の月間視聴率はゴールデン帯、プライム帯、全日ともに4位だったものの、全時間帯で数字を上げたフジテレビ。脱ジャニーズ路線が功を奏するか。
(文=編集部)



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