Sony

ニュース

フィリピン人家政婦、サウジで漂白剤飲まされ「深刻な状態」

  • 2018年 04月17日 10時19分
  • 提供元:AFPBB News
クウェートの首都クウェート市にあるフィリピン大使館で、被雇用者の保護と監査に関する会議に出席したフィリピン人出稼ぎ労働者ら(2018年2月24日撮影)。©AFP=時事

写真拡大

クウェートの首都クウェート市にあるフィリピン大使館で、被雇用者の保護と監査に関する会議に出席したフィリピン人出稼ぎ労働者ら(2018年2月24日撮影)。©AFP=時事

【AFP=時事】フィリピン外務省は16日、サウジアラビアで家政婦として働いていたフィリピン人女性が、雇用主にむりやり家庭用漂白剤を飲まされ、病院で手当てを受けていることを明らかにした。

 同省の声明によると、家政婦のアグネス・マンシーラ(Agnes Mancilla)さんは今月2日、意識のない状態で南部ジザン(Jizan)の病院に救急搬送され、手術を受けた。同省は「ジザン当局と緊密に協力しながら、マンシーラさんにとって正当な解決策が見つかるよう働き掛けている」と発表した。

 入院しているマンシーラさんの状態は「深刻だが安定」しているという。サウジ警察は雇用主の女を逮捕した。女の氏名は明らかにされていない。

 マンシーラさんは2016年からサウジアラビアで働いていたが、「女雇用主から繰り返し虐待されていた」という。声明はサウジ西部ジッダ(Jeddah)のフィリピン領事、エドガー・バダホス(Edgar Badajos)氏の発言として、「雇用主は給料の支払いも怠っていた」ことも明らかにした。

 今回の事件はフィリピンの出稼ぎ労働者が中東の雇用先で虐待被害を受けたとされる最新の事例。今年2月にはクウェートで、メイドとして働いていたフィリピン人女性が冷凍庫で遺体となって見つかり、2国間の外交関係に摩擦が生じた。

 激怒したフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は、アラブ人らは雇ったフィリピン人女性らを日常的にレイプし、毎日21時間働かせ、残飯を食べさせていると非難し、自国民に就労を目的としたクウェートへの渡航を禁じた。現在200万人以上のフィリピン人が中東で就労している。
【翻訳編集】AFPBB News

関連ニュース

関連写真

韓国軍によるベトナム民間人虐殺、模擬裁判で...

2018年4月22日、韓国・MBCによると、ベトナム戦争中に起きた韓国軍によるベトナム民間人虐殺事件の生存者らが韓国政府を被告人に見立てて市民裁判(模擬裁判)を行った。 記事によると、韓国ソウルで同日開かれた裁判で、金英蘭(キム・ヨンラン)裁判長...

[記事全文]

注目の情報

ニュース写真