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北に拉致され映画制作、韓国女優崔銀姫さん死去

  • 2018年 04月17日 11時23分
  • 提供元:読売新聞
 【ソウル=水野祥】韓国メディアによると、北朝鮮に拉致され、その後脱出した経験を持つ韓国の女優、崔銀姫チェウニさんが16日、持病のためソウル市内の病院で死去した。
 91歳だった。
 1926年に現在の韓国北西部・京畿道キョンギド広州市で生まれ、42年に演劇界でデビューし、映画女優として活躍した。
 78年1月に香港に滞在中、北朝鮮の工作員に拉致された。ほぼ同時期に拉致された夫で映画監督の申相玉シンサンオクさん(故人)とともに、映画撮影所の責任者を任された。85年のモスクワ映画祭で主演女優賞を受賞するなど、北朝鮮で約20作品の制作に関わった。
 金正日キムジョンイル総書記と面談するなど信頼も厚かったという。86年3月にウィーンのアメリカ大使館に駆け込んで脱出。金総書記の素顔や北朝鮮の内幕を明かした本を出版するなどした。日本人拉致事件の捜査で、日本の警察当局に協力したこともあった。

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