2018年4月16日、平昌五輪で連覇を達成したフィギュアスケートの羽生結弦が東京でのアイスショーに姿を見せ、トークのフィナーレで「何回も死のうとしました」と語ったことが中国でも話題になっている。新浪体育の微博アカウントが伝えた。
羽生は13〜15日に自らプロデュースしたアイスショーに出演。療養中ということでトークのみの参加が予定されていたが、ジャンプなしでの演技も披露した。そして最終日の15日のフィナーレでは「一時期、週刊誌の問題とかいろいろあった時に、なんで僕生きているんだろう、何回も死のうともしました。でも、こうやってみんないっぱい応援してくれてるし、何より幸せなのは、自分が憧れている方々が自分にメッセージをくれた。本当にありがたかったし、今はスケートやっててよかった、生きててよかったって本当に思ってます」と語った。
中国でも羽生に対する注目度は高く、ファンが非常に多い。羽生の苦悩をうかがわせる衝撃的な告白に、中国のネットユーザーは「泣きそうになった」「羽生は偉大なアスリートであるとともに、とても繊細なアーティストでもある」「強さの前に、彼が1人の少年だったということを忘れてしまいがち」「表で輝いている人が裏で受けるプレッシャーは計り知れない。今後も頑張ってほしい」など、驚きとともに羽生を応援するメッセージを残した。
また、「何回も死のうとした」という羽生の発言に対して、複数のユーザーが中島美嘉の楽曲「僕が死のうと思ったのは」を思い浮かべた、とコメントしている。(翻訳・編集/川尻)
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