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ガザ銃撃負傷者の病室「全員が頭や腹撃たれた」

  • 2018年 05月17日 10時00分
  • 提供元:読売新聞
16日、ガザ市のシファ病院で、イスラエル軍の発砲で右腕を撃たれた男性(右)を見守る父親ら=金子靖志撮影

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16日、ガザ市のシファ病院で、イスラエル軍の発砲で右腕を撃たれた男性(右)を見守る父親ら=金子靖志撮影

 【ガザ(パレスチナ自治区)=金子靖志】パレスチナ自治区ガザで、米国の在イスラエル大使館のエルサレム移転などに抗議したデモによる死者が60人超、負傷者は3000人を超えた。
 ガザ最大のシファ病院は、イスラエル軍の銃撃で重傷を負ったパレスチナ人であふれかえっていた。
 「ここにいる全員が頭や腹を撃たれた。瀕死ひんしの重体だ」。16日、重体患者が治療を受ける病院の一室では10あるベッドがいっぱいとなり、半数近くが意識不明だった。
 ガザ東部で抗議デモの取材中にイスラエル軍に胸を撃たれたパレスチナ人記者のモアタセム・ダルールさん(38)は、酸素マスクを着けられ、生死の境をさまよっていた。
 「モアタセムさん、聞こえますか」。医師の呼び掛けに、モアタセムさんはうっすらと目を開け、左手を挙げてピースサインをつくった。治療に当たっているジハード・ジュエイディ医師(48)は、「手を尽くしているが、厳しい状態が続いている」と話した。

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