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「異端児」スルガ銀、業績至上主義の風土が露呈

  • 2018年 05月17日 23時12分
  • 提供元:読売新聞
スルガ銀行本店(静岡県沼津市)=黒木健太朗撮影

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スルガ銀行本店(静岡県沼津市)=黒木健太朗撮影

 シェアハウス投資を巡るトラブルで不適切な融資が明らかになったスルガ銀行に対する信頼が揺らいでいる。
 地方銀行が経営に苦しむなか、高収益を上げ続けるスルガ銀は「異端児」として注目を集めてきた。だが、業績至上主義の企業風土が露呈し、事業モデルの再構築を迫られている。
 「最高益を連発する段階で忘れてきてしまったものがあった」
 スルガ銀の米山明広社長は15日、社員が顧客の預金残高に偽造・改ざんなどがあることを把握しながら融資を行っていた可能性に触れ、企業体質に問題があったことを認めた。
 スルガ銀は長らく増収増益を果たしてきた。預金残高は4兆円で地銀約100行中30位前後の規模だが、収益力は群を抜く。集めた預金につける金利と融資の利息との差を示す「預貸利ざや」は2・37%で、同規模の地銀が0%台であるのに比べると差は歴然だ。

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