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犯人は同胞! オーストラリアで、中国人留学生をターゲットにした誘拐事件が多発中

  • 2018年 06月13日 21時00分
  • 提供元:日刊サイゾー

 中国人の海外留学増加に伴い、留学生が現地で犯罪に巻き込まれるケースが増えている。「東網」(6月4日付)によると、オーストラリアのビクトリア州で中国人留学生をターゲットにした身代金目的の誘拐事件が多発しているようだ。


 先日は、メルボルンに留学中の18歳の女子学生が犠牲となった。中国に住む両親の元に、娘が手足を縛られた状態の写真が本人から届き、その後、犯人から身代金として、中国の銀行口座に10万オーストラリアドル(約840万円)を振り込むよう要求されたという。


 両親が指定された金額を送金した後、女子学生はホテルの一室にいるところを警察に保護された。発見当時、彼女はベッドの上で普通にテレビを見ていたといい、特に危害を加えられた様子はなかった。


 警察によると、彼らの犯行は純粋な金銭目的で、まず中国領事館の職員や警備員を装って被害者に近づく。そして、「犯罪行為に関わりがある」「強制送還しなければならない」などといった理由でホテルなどに軟禁し、手足を縛った上で写真を撮り、それを両親に送らせて身代金を要求するのだという。


 別の事件では、在シドニー中国領事館の領事を名乗る男が24歳の男子学生に電話をかけてきて、「最近、偽造クレジットカードが70枚入ったバッグが押収されたが、カードにあなたの名前が記載されていた」「あなたには逮捕状が出ている」と告げられた。そして「我々に協力しなければ、北京に強制送還されて拘束される」と脅迫。男子学生の銀行口座が犯罪と無関係であることを裁判所で証明するために10万元(約170万円)を支払うよう要求してきた。ターゲットとされた男子学生は、友達や親戚から借金をしてこれを用立てようとしたが、その際に詐欺である可能性を指摘され、だまされていたことに気づいたという。


 ビクトリア州ではこれまで32件の被害が確認されているが、うち22件は実際に金銭を詐取され、その額は合計300万オーストラリアドル(約2億5,000万円)になる。当局によると、電話部隊や役者部隊を備えた中国人による犯罪グループが存在する、一大ビジネスになっているようだ。日本でも中国人が同胞をだますケースはよくあるが、中国人が海外で生きていくのも楽ではない?


(文=中山介石)


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