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韓国大統領選でも?ネット世論操作事件が波紋

  • 2018年 05月17日 20時20分
  • 提供元:Record China
16日、ネット記事へのコメント操作で渦中のキム容疑者率いる犯行グループの中心的人物であるパク氏が、大統領選の際にも世論調査を行ったと供述したことで波紋が広がっている。写真は韓国大統領府。

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16日、ネット記事へのコメント操作で渦中のキム容疑者率いる犯行グループの中心的人物であるパク氏が、大統領選の際にも世論調査を行ったと供述したことで波紋が広がっている。写真は韓国大統領府。

2018年5月16日、韓国・聯合ニュースによると、キム・ドンウォン被告(49)によるネット世論操作事件について、共犯グループの中心的人物であるパク被告(30)が、昨年の大統領選挙前からネット記事へのコメントを操作していたと供述したことが明らかになり、波紋が広がっている。



記事によると、警察は16日、ソウル中央地裁で開かれた公判で、「共犯のパク被告が、大統領選前の昨年1月ごろから『キングクラブ(マクロ機能、動的IP取得機能、大手検索サイトのネイバーへの自動ログイン、ログアウト機能などを有するプログラム)』を構築してコメントの順位操作を行っていたと供述した」と発表した。



キム被告らのグループによるネット世論操作が発覚して以降、大統領選の際にも犯行が行われていたのではないかとの疑惑は以前から持ち上がっていたが、今回、それを裏付ける供述が共犯グループの中心的人物によってなされたことが初めて明るみに出た形だ。



パク被告はキム被告と共に、今年1月17日午後10時から翌日午前2時45分まで、ネイバーニュースにコメントされた文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判する内容の50の文章に2万3813回の「いいね」をクリックするなど、コメントの順位を操作した容疑で15日に裁判が行われていた。



捜査当局は現在、キングクラブを使った犯行に深く関わったパク被告などを対象に、世論操作がどの期間にどのくらい行われていたかなどについて調べているという。



また警察は、同犯行グループがコメント操作を行った記事約9万件のURLのうち、大統領選挙当日までに掲載された記事1万9000件についても世論操作が行われたかの確認を急いでいる。警察はネイバーに対する家宅捜査を開始したが、パク被告の供述を裏付ける証拠を確保した場合、ドルイドキング事件は新しい局面を迎えると考えられている。



ドルイドキング捜査によって、一連の世論操作事件は「大統領選挙における世論操作」というスキャンダルにまで発展する可能性も指摘されている。この場合、朴槿恵(パク・クネ)政権時代の国家機関による世論調査事件とは性格が異なるが、キム被告との関わりが疑われている与党・共に民主党の金慶洙(キム・ギョンス)議員に対する処分など、野党からの厳しい攻撃が予想されると記事は伝えている。



こうした事態について韓国ネットユーザーからは、「就任時の『特権と反則のない社会をつくります』のあいさつもうそだったの?」といった政権批判のコメントも見られたが、多くが「朴政権当時の世論操作についても調べて」「キム容疑者の団体が与党を利用しようとして失敗するや、今度は政府を非難し、与党議員を脅迫したのだ」「マスコミが騒動の火つけに躍起になっている」「国家機関による世論操作と、民間人による世論操作を一緒くたにするな」といった文政権を擁護するコメントだった。(翻訳・編集/半田)


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