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タイ産米9割の泡盛、沖縄米使いブランド化へ

  • 2019年 01月12日 15時35分
  • 提供元:読売新聞
 政府が沖縄県産米を使った特産の「泡盛」の生産を後押しする。現在、ほとんどの銘柄の原料がタイ産米だ。「国産泡盛」は2020年の出荷が目標で、将来はブランド化し海外での販売も目指す。
 蒸留酒の泡盛は、琉球王国時代の15世紀後半頃から、地元産の粒が短い「短粒種米」を使って生産が始まったとされ、明治時代頃まで続いた。だが、コクが深く芳醇ほうじゅんな香りが特徴の泡盛には、粒が長い「長粒種米」の方が適している。大正時代には長粒のタイ産米の輸入が始まり、昭和時代以降は主流となった。現在、1000種超ある泡盛の銘柄の9割以上が原料はタイ産米だ。
 政府は沖縄県の農業振興の一環として、18年度の沖縄振興予算を活用し、泡盛に適した長粒種米「夢十色ゆめといろ」について、沖縄の気候に合うかどうかの試験栽培を開始。昨年12月から県内の泡盛メーカーで試験醸造に着手した。今夏から一般農家での栽培を始めたい考えで、宮腰沖縄相が近く、同県を訪れ、農協や酒造組合、市町村に協力を求める。

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