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札幌小野「初めて最年長」不惑の年もチーム引っ張る

  • 2019年 01月12日 22時24分
  • 提供元:日刊スポーツ
ステージ降壇の経路を確かめるMF小野(撮影・奥村晶治)

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ステージ降壇の経路を確かめるMF小野(撮影・奥村晶治)

不惑の年、迷いなく先頭を走る。コンサドーレ札幌MF小野伸二(39)が12日、チーム最年長となる今季へ決意をにじませた。

北海道神宮での必勝祈願、札幌市内でのキックオフイベントに参加。9月で40歳を迎える今季、自身初めてチーム内で最年長選手となる。昨季から平均で2歳以上若返ったなか、26人の“後輩”たちに自身の経験を注入し、クラブ史上J1最高4位だった昨季を上回る結果へ、リードしていく。

小野の頼もしさは増した。新年初めてチームが勢ぞろいし、顔ぶれも変わると「景色」も変わった。1歳上のDF河合、誕生日が9日早いMF稲本が昨季限りで退団し、チーム最年長となった。イベントで意気込みを聞かれ「初めて最年長という立場になる。学んできたことを伝えられたら」とサポーターに約束した。役割は理解している。チーム唯一の40代を迎える今季、よりチームに目を配る。

昨季の最年長、河合から引き継いだバトン。14年の札幌入りを決断するきっかけは、プロ生活をスタートした浦和時代の先輩からの後押しだった。その先輩の退団は「プロである以上受け入れないといけないけど、寂しい」。8シーズン所属し、主将も務めた河合が抜けた穴は小野にとっても大きいが、前に進む。

リーグ開幕時の平均年齢は昨季の27・7歳から下回り、25・4歳となる。現時点で30代はFWジェイ含めて5人のみ。新加入の最年長が25歳のMF中野嘉大と、一気に若手が増えた。小野は「早くチームに溶け込めるように」と思いやった。

同学年のMF小笠原やGK川口、楢崎、DF中沢ら、ともにW杯を戦った元日本代表が昨季限りで引退。その一方で、現役へのこだわりを見せた。「チームが契約してくれたことに感謝。とにかく長くサッカーを続けるために今からゴマをする」と、笑いを誘いながら「しっかりアピールしたい」と闘志を燃やした。

今日13日にキャンプ地タイへ移動し、始動する。オフは「体を動かしながら家族と心身共にリラックスできた」と、新たな気持ちで迎えるプロ22年目のシーズン。「(サポーターの)期待も高まっていると思うので、1戦1戦、勝ち点を積み上げられるように」。小野にとっても、新たな挑戦が始まる。【保坂果那】

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