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春節の出費がすごすぎる!年末ボーナス吹き飛び、借金する人も―中国

  • 2019年 02月12日 06時00分
  • 提供元:Record China
「1年間がんばって働いてきて、春節を楽しく過ごしたのだが、左手にあったもらったばかりの年末ボーナスは、あっという間に右手から春節の正月用品や衣服の新調、お年玉などに消えていった」。ネットユーザーが自嘲気味にこう話していた。資料写真。

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「1年間がんばって働いてきて、春節を楽しく過ごしたのだが、左手にあったもらったばかりの年末ボーナスは、あっという間に右手から春節の正月用品や衣服の新調、お年玉などに消えていった」。ネットユーザーが自嘲気味にこう話していた。資料写真。

「1年間がんばって働いてきて、春節(旧正月、今年は2月5日)を楽しく過ごしたのだが、左手にあったもらったばかりの年末ボーナスは、あっという間に右手から春節の正月用品や衣服の新調、お年玉などに消えていった」。ネットユーザーが自嘲気味にこう話していた。春節の出費を数え上げると、1年間のがんばりがほぼ飛んでしまう。春節連休が終わった今、あなたの銀行カードにはいくら残っているだろうか。中国新聞網が伝えた。



■就職したばかりの若者:お年玉だけで9万6000円以上



春節の出費はどれくらいだろうか。大学を卒業したばかりの95後(1995年から1999年生まれ)の周仕華(ジョウ・シーホア)さんは、1カ月前には春節の出費について本当のところよくわかっていなかった。入社から半年で初めてもらった5けたのボーナスについて、「どうやって使うか悩んでいる」と冗談で話していた。



春節が近づくと、このような理解できない「悩み」は吹き飛んでしまった。



周さんの小都市で公務員をしている幼なじみは両親に2000元(約3万2000円)ずつお年玉を贈り、社会人になった子どもが長年育ててくれた両親に対する初めての形ある恩返しになった。周さんは両親だけでなく、姪や甥、両方の祖父母にもお年玉を贈り、お年玉だけで6000元(約9万6000円)の出費になった。



騰訊(テンセント)の資産運用プラットフォームの調査では、回答者の70%近くが「春節には年長者にお年玉を贈る」といい、このうち26.81%は「これが春節の最大の出費になる」と答えた。80後(1980年代生まれ)ではこの割合が32.28%にも達した。



就職したばかりの95後の消費能力が突出しており、11.86%が「春節の消費は1万元(約16万円)を超える」とし、「5万元(約80万円)を超える」とした人も3.39%いた。



周さんの場合、春節の会計は1万元弱(約16万円)、出費は約9900元(約15万8000円)で、そのうちお年玉が6000元(約9万6000円)あまり、パーティーの支出が1800元(約2万9000円)、帰省費用が2100元(約3万4000円)だった。



■出費が多い保護者:会計は複雑、年越し出費48万円以上



お年玉の金額は各自の事情で決めるもので、周さんのケースに比べ、2歳の子をもつ母親の朱●(ジュウ・ティン、●は女へんに亭)さんの春節の会計はより複雑だ。



「お年玉に3000元(約4万8000円)プラスアルファ、正月用品に2700元(約4万3000円)、春節でインテリアを新しくしたので1000元(約1万6000円)、家族の健康診断に3000元(約4万8000円)…」。朱さんは銀行の引き落としショートメッセージを次々表示させた。



わかりやすいお年玉に比べ、世間のつきあいは考えることが多く煩雑でもあり、毎回細やかに心配りをしなければならない。



朱さんの春節の会計は3万4700元(約55万円)あまりで、前出の予定されていた9700元(約15万5000円)の出費のほか、ホームパーティーに1万2000元(約19万2000円)、親戚への贈り物に1万1000元(約17万6000円)、そのほか諸々の出費に2000元(約3万2000円)ほどかかった。



騰訊のデータによると、回答者の37.06%が「春節の消費は1万元(約16万円)を超える」と答えた。70後(1970年代生まれ)が春節消費の中心で、うち45.55%が「1万元を超える」と予想し、「5万元(約80万円)を超える」とした人も5.48%いた。



人材情報サイト・智聯招聘のまとめた「2018年ホワイトカラー年末ボーナス調査報告」によると、18年にホワイトカラーが受け取った年末ボーナスの平均額は7100元(約11万3000円)で、周さんと朱さんの春節の会計はどちらもこの平均額を上回り、特に朱さんは数倍にも達した。



■会計が超過になった人:借金して年越し、ECプラットフォームに32万円以上「つけ」も



お年玉でもおつきあいでも、お金があれば出し、どれくらい出すかは気持ちの問題だ。だが一部の人にとっては使えるお金がないことが非常に頭の痛い問題になっている。



深セン市のメディアで編集の仕事をしている楊怡さんは、連休1週間前に会社から、「今年の年末ボーナスはなし」と知らされた。



クレジットカードさえ持っていない楊さんは初めて支付宝(アリペイ)のローンサービス・借唄にアクセスし、限度額は1万2000元(約19万2000円)となった。連休が始まる前日、楊さんはおそるおそる1万元(約16万円)を借り入れ、12回に分けて返済することにした。「春節を過ごすために、1年間の負債を背負ってしまった」と嘆く。



同じように「借金して年越し」をした鍾碩さんは、後払いで家の正月用品を購入した。両親へのマッサージ器、妹への新しい携帯電話、親戚へのプレゼントを買い、総額2万元(約32万円)ほどの春節出費は、すべてECプラットフォームに「つけ」にしたことになる。



支出超過の消費であれ、借金をしての年越しであれ、家に帰って楽しく年越しをしたいという願いは共通だ。これが多くの人の気持ちだ。



調査によると、回答者の41.42%が「春節消費は1カ月分の手取り収入を上回る」と答え、2.48%が「半年分の手取り収入を上回る」と答えた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)


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