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影山貴彦のテレビのホンネ。和牛の冠番組スタート 「ギュウギュウ学園」

  • 2019年 02月12日 07時00分
  • 提供元:東京ウォーカー
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■ 若者が再びテレビの中心になっていい頃。中高生のリアルな姿を引き出せるか


和牛のギュウギュウ学園



若い一般視聴者たちが「主役」となって出演する人気番組が、かつてのテレビには数多くあった。「ラブアタック!」や、「パンチDEデート」、「プロポーズ大作戦」(山下智久、長澤まさみ主演のドラマではなく、やすしきよし司会のバラエティ)などの番組名を聞いて懐かしい記憶がよみがえる人は、人生のベテランだろう。



若者の恋の行方を見守るこうした番組は、その後も「ねるとん紅鯨団」、「あいのり」、「テラスハウス」など形を変えて生まれてはきた。ただ、たとえば多くのクイズ番組の出演者は、一般人からタレントに代わってしまった。明日のスターを目指す中高生たちがこぞってエントリーした「スター誕生!」的な超人気オーディション番組も、なかなか生まれにくい環境にあるのが今のテレビだ。視聴者参加型番組は長い目で見て減少の傾向にあるようだ。「探偵!ナイトスクープ」のような、番組に届いた依頼を元に長らく人気を誇る番組もあるが、今一般の視聴者がテレビ出演する主流は、街ブラ番組のインタビューだ。魅力ある「普通の人」、特に若者が再びテレビの中心となっていい頃だ。高齢化社会だからこそ、これからのテレビの繁栄の鍵を握っているのは若さだと思う。



そんなことを考えていたら、興味深い番組が1月29日深夜から始まった。「和牛のギュウギュウ学園」(カンテレ)だ。今や人気・実力ともにトップクラスの和牛(水田・川西)がメインとなり、関西地区に住む、さまざまな特技を持った一般の中高生たちと共に作り上げる番組だ。社会で流行しているモノを取り上げたり、先生役の和牛が生徒たちの悩み相談に乗ったりしながら、番組のスタートから3か月後の「学園祭」を目指す。過剰な演出は抑え、中高生のリアルな姿を引き出せるかが成功のポイントになるだろう。


【著者プロフィール】影山貴彦(かげやまたかひこ)同志社女子大学 学芸学部 メディア創造学科教授。元毎日放送プロデューサー(「MBSヤングタウン」など)。早稲田大学政経学部卒、関西学院大学大学院文学修士。「カンテレ通信」コメンテーター、ABCラジオ番組審議会委員長、上方漫才大賞審査員、GAORA番組審議委員、日本笑い学会理事。著書に「テレビのゆくえ」(世界思想社)など。(関西ウォーカー・関西ウォーカー)


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