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H2Bロケット、遠隔操作で放水・消火…打ち上げ延期の影響なし

  • 2019年 09月11日 12時05分
  • 提供元:読売新聞
H2Bロケット8号機の底部の発射台付近で火災が発生し、消火活動が行われた(11日午前3時20分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで)=尾崎孝撮影

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H2Bロケット8号機の底部の発射台付近で火災が発生し、消火活動が行われた(11日午前3時20分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで)=尾崎孝撮影

 11日午前3時5分頃、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げ準備中だった大型ロケット「H2B」8号機の底部の発射台付近で火災が発生した。約2時間後に火は見えなくなったが、三菱重工業は、同6時33分に予定していた打ち上げを中止した。
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ロケットは、国際宇宙ステーション(ISS)へ食料や実験装置を運ぶ宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)の無人補給船「こうのとり」8号機を載せて打ち上げる予定だった。
 火災の原因を調べ、安全性が確認されるまで打ち上げを延期する。記者会見した三菱重工業の田村篤俊・宇宙事業部副事業部長は、「1〜2日後の再打ち上げは難しい」と見通しを述べた。JAXAによると、ISSには物資が十分にあり、打ち上げ延期の影響はないという。
 発射台はこれまでのH2Bロケット1〜7号機の打ち上げでも使用したが、火災が起きたことはなかった。発射台には、打ち上げの際にロケットのエンジンから出る炎や煙を逃がす穴があいており、火災はこの穴の付近で発生したとみられている。
 ロケットの燃料に火が付くと爆発する恐れがあるため、遠隔操作による放水で消火した。原因調査に向け、午前11時頃に燃料の抜き取りを終えた。

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