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秋元司議員、別の収賄容疑で再逮捕…賄賂総額は726万円相当に

  • 2020年 01月14日 22時38分
  • 提供元:読売新聞
 カジノを中核とした日本の統合型リゾート(IR)事業を巡る汚職事件で、中国企業側から講演料や接待旅費として計約350万円相当の賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部は14日、秋元司・衆院議員(48)を収賄容疑で再逮捕した。最初の逮捕容疑の現金300万円や家族旅行費と合わせ、賄賂総額は計約726万円相当となった。
 特捜部は同日、中国企業「500.com」の日本法人元役員・鄭希(37)、「500」社元顧問・紺野昌彦(48)、同・仲里勝憲(47)の3容疑者も贈賄容疑で再逮捕した。
 発表などによると、秋元容疑者は内閣府のIR担当副大臣だった2017年9月上旬頃、「500」社が同年8月に那覇市で主催したIR関連のシンポジウムの講演料として、200万円の提供を受けたほか、同年12月末には中国・深センしんせんの「500」社本社やマカオの視察に招待された際、旅費計約150万円相当を負担させた疑い。
 講演料は、秋元容疑者の副大臣就任に伴い、50万円から急きょ増額されていた。また、深センなどへの視察は、「500」社側が用意したプライベートジェットで出かけていたという。
 一方、特捜部は14日、17年9月の衆院解散当日に議員会館で現金300万円を受け取ったほか、18年2月の北海道留寿都るすつ村への家族旅行費計約76万円を負担させたとして秋元容疑者を収賄罪で起訴した。刑法は、国会議員など特定の身分について成立する犯罪でも、その身分のない者が加担すれば共犯として処罰されると規定しており、元政策秘書の豊嶋晃弘容疑者(41)についても、「身分なき共犯」として同罪で在宅起訴した。
 弁護人によると、秋元容疑者は一貫して賄賂の受け取りを否定している。
 また、特捜部は、「500」社側の3容疑者を贈賄罪で起訴し、留寿都村でのIR参入を共同で計画していた札幌市の観光会社「加森観光」会長・加森公人かもりきみひと容疑者(76)も、家族旅行費の負担に関与したとして同罪で在宅起訴した。
 「500」社側については、少なくとも計1500万円を無届けで日本に持ち込んだとして外国為替及び外国貿易法(外為法)違反でも起訴した。関係者によると、3容疑者とも起訴事実を大筋で認めているという。

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