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数字で見る仮想通貨 なにもかもがケタはずれ、これでも「オワコン」ですか!?

  • 2020年 05月26日 07時00分
  • 提供元:J-CAST
仮想通貨で決済できる実店舗の多くはアメリカとヨーロッパに集中している(出所:Coinmap)

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仮想通貨で決済できる実店舗の多くはアメリカとヨーロッパに集中している(出所:Coinmap)

価格の急上昇で何人もの億万長者が誕生したり、ハッキングによって巨額の資金が流出したりと、スケールの大きな話題に事欠かない仮想通貨。しかし、実際の時価総額や歴史などは、仮想通貨へ投資していたり、開発に携わったりしている人でないと知らないことが多いのではないでしょうか。

今回は、そんな仮想通貨にまつわる、さまざまな数字についてお伝えしたいと思います。


Lサイズのピザ2枚だったビットコインの価値

仮想通貨の歴史とスケールを、順に見ていきます。


◆ 2009年1月3日


ビットコインが発行された日です。2008年に、ビットコインに関する論文を公開したサトシナカモトなどが開発を行いました。


リーマンショック直後に、政府が大手金融機関の救済に乗り出したり、中央銀行が大量の紙幣を発行することに危機感を覚えたりしたことから、ビットコインの誕生に至ったと推測されています。


◆ 2010年5月18日


ビットコインが初めて使われた日。ビットコインは誕生から1年以上も使われないままでした。ある日、開発者の一人がビットコインと、ピザの交換を提案。提案に応じた人にビットコインを受け取り、代わりにピザを送ってもらいました。


この時に、Lサイズのピザ2枚と1万BTCを交換したといわれています。なお、この時のビットコインはピザの価格を参考にすると、0.4円程度。それが今では100万円ですから、100億円の価値があることになります。


◆ 4000万BTC


仮想通貨のウォレット数。2017年7月の時点ですでに1500万BTCもありましたが、そこから2倍以上増えていることになります。このうち、ビットコインの入っているウォレットは3000万BTC程度とされています。


◆ 1000万人


世界最大の仮想通貨取引所、バイナンスのユーザー数です。2018年7月にサービスを開始し、そこから急成長。18年1月にバイナンスのユーザー数は500万人を突破し、ピーク時には1日に20万人の口座申込みがあったといわれています。どんな金融機関もビックリの数字ですね。これは、日本の中規模のFX会社の口座数と同じレベルです。なお、日本の口座数(本人確認済み)は300万人程度となっています。


ビットコインで決済できる店舗、いまや国内5万店超

◆ 5万2000店


国内でビットコイン決済が可能となっている店舗数。2018年のデータ となりますが、グローバルでは10万とも20万店舗とも言われています。


※実店舗とECサイトを含む


仮想通貨で決済が可能な実店舗をマップ表示しているcoinmapをみると、アメリカと南ヨーロッパに集中していることがわかります。


◆ 28兆円


仮想通貨の時価総額(2020年5月18日時点)。これは、日本で最大の時価総額を誇る上場企業、トヨタ自動車と同じ規模です。なお、18年1月には70兆円を誇りました。


◆ 3億4000万%


ビットコインの最高値までの上昇率。最初のビットコインの価格は、マイニングコストをもとに計算され、0.07円程度だったとされています。最高値は240万円で比較すると、こんなとんでもない価格になります。


なお、リップルは4000倍、モナコインは200倍ほど上昇しました。


玉石混淆、大量の仮想通貨が生まれては消えた......

◆ 5000


仮想通貨の数。世界最大の仮想通貨データサイト、コインマーケットキャップによると、5487の仮想通貨が登録されています。


これは、ある程度の時価総額や取引高がある仮想通貨のため、実際にはもっと多くの仮想塚が存在します。2016年末には600程度だったものの、大量の仮想通貨が誕生しては消えていきました。なかには、詐欺に当たるものもありました。一時は1200億円の時価総額を誇った仮想通貨ですが、いまや単体で時価総額が1億円程度という仮想通貨も存在します。


◆ 15兆円


仮想通貨の1日の平均売買代金です。仮想通貨のデータサイト、コインヒルズによると、レバレッジ取引が30%近く占めています。なお、相場が大きく動くと売買代金は跳ね上がり、25兆円程度になる日もあります。


ちなみに、東京株式市場の1日の平均売買代金は3兆円(2019年度)です。


◆ 世界で8番目


経済に関するさまざまな情報を発信しているcryptovoicesによると、ビットコインは世界で8番目に価値の大きい通貨でした。


2019年時点において、韓国やロシアのマネタリーベース(流通量)と並んでいます。市場で最大に出回っている法定通貨は、日本円となっており、日本銀行による異次元の金融緩和の結果だと言えます。


なお、ビットコインはマイニングにより、約10分で6.25BTCが供給されていることから、100万円の場合、1日で7億円程度流通量(時価総額)が増加していることになります。


いかがでしたでしょうか?


さすが仮想通貨、スケールが違うと思う人も多いのではないでしょうか。この1年で仮想通貨の印象は大きく変わったように感じます。2018年はハッキングや暴落の影響もあり、「オワコン」だとか、「チューリップバブル」だとか言われたものの、いち金融商品としての市民権を得つつあるように思えます。


価格は大きく変動するものの、なんとなく100万円を中心に動いており、下落しても戻ってくるからでしょう。街でドル円の価格を聞くと100円と答える人が多いように、ビットコインも100万円と答える人が多いのではないでしょうか。(ひろぴー)


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