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WHO、新型コロナウイルス起源調査の先遣隊を中国に派遣―独メディア

  • 2020年 07月12日 12時40分
  • 提供元:Record China
10日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、WHOが新型コロナウイルスの起源を調査する先遣隊を中国に派遣したと伝えた。写真は武漢駅。

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10日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、WHOが新型コロナウイルスの起源を調査する先遣隊を中国に派遣したと伝えた。写真は武漢駅。

2020年7月10日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの起源を調査する先遣隊を中国に派遣したと伝えた。



記事によると、WHOが派遣したのは2人の専門家で、1人は動物学の専門家、もう1人は疫学の専門家だという。この先遣隊は中国の専門家と協力して調査範囲や日程を決定する。



記事は、WHOの今回の使命には「政治的にナイーブな要素」が含まれていると分析。国連諸機関の主な支援国である米国は、WHOが正確に疫病に対処しておらず、中国寄りであると批判してWHO脱退を宣言したと指摘した。



記事によると、中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は10日、「中国は率先してWHOが専門家を派遣してウイルスの起源問題について討論するよう招待した」と主張。さらに「一方の米国は、WHOからの脱退を宣言しただけなく疫病を政治問題化しており、責任転嫁と中傷に躍起になっている」と米国を非難した。



記事はまた、今年5月に行われたWHOの年次総会で「120以上の国からウイルス起源に関する調査の要求が出ていた」と紹介。これに対し中国は、「WHO主導による調査」を主張し、なおかつ「新型コロナの感染拡大がある程度収まってから」の調査を主張していたと伝えた。



記事は、「前回の調査は2月に行われたが、専門家チームの責任者であるブルース・エイルワード氏は、中国の対策と情報共有について称賛していた。だが、米国やカナダからは中国に対して寛大すぎると批判の声が出ていた」と指摘した。



さらに、AP通信が「WHOの内部会議の録音記録によると、WHOの専門家たちは中国の情報提供が遅いことや情報量が非常に少ないことに対して大きな不満を持っていたことが示されている」と報道したことを紹介した。それによると、専門家たちは中国が1週間以上経過してから実験室が解析した新型コロナウイルスの遺伝子配列情報を公表したことにも不満を述べているという。



このほか「WHOの幹部は、1月6日からの鍵となる1週間に中国は、ウイルスが人から人へと感染するかどうか、また世界の他の地方にどのようなリスクをもたらすかを分析するために必要な十分なデータを提供しなかったことについて、個人的に不満を示した」とも伝えている。(翻訳・編集/山中)


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