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ポストコロナ時代、若者の金銭感覚にどんな変化が?―中国

  • 2020年 08月02日 20時40分
  • 提供元:Record China
お金を使うべき時には使い、使わなくてもいい時は使わない。これは若者の「ポストコロナ時代」における一般的な考え方だ。

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お金を使うべき時には使い、使わなくてもいい時は使わない。これは若者の「ポストコロナ時代」における一般的な考え方だ。

お金を使うべき時には使い、使わなくてもいい時は使わない。これは若者の「ポストコロナ時代」における一般的な考え方だ。中国青年報が伝えた。



平安銀行がこのほど2020年上半期の90後(1990年代生まれ)の金融消費行動について調査研究を行った。その関連データをみると、90後が平安銀行のクレジットカード、デビットカードで京東や拼多多などのECプラットフォームで消費する金額が企業活動・生産活動再開後に急速に増加し、6月の取引額は2月の5.5倍に増えた。



これと同時に、海外で新型コロナウイルス感染症の厳しい状況が続いていることから、海外での「爆買い」に慣れ親しんできた90後の多くが、海南省に目を向けるようになった。3月以降、90後の三亜国際免税城での消費総額は感染症発生前の水準に戻り、6月の消費総額は2月の32倍近くと激増した。暮らしをこよなく愛する若者は、待つことなく消費を享受するのが1つの習慣になっている。



米マッキンゼー・アンド・カンパニーが発表した「2020年中国消費者報告」は、「中国の若くて自由な消費者は多くの項目で支出を増やしている。新鮮な牛乳、スキンケア、ファストフード、レジャー用の衣類などだ。実際、この年代は人口の約4分の1でありながら、支出増加の60%を担う」と伝えた。



感染症の収束後、若者の消費行動がより理性的になった。同データでは、今年6月に拼多多で買い物をした90後の人数は1月の12倍近く増えており、感染症の後で、ますます多くの若者が「待っている状態」から「拼多多でたくさん買い物をする状態」にと移り変わり、「お得なショッピング」を心ゆくまで楽しんでいることがわかる。



■お金を使うのが上手で稼ぐ力もある、若者の資産運用は柔軟で堅実



別の調査研究によると、「ポストコロナ時代」の若者はお金を惜しまず、稼ぐ力もあるという。 上述した平安銀行の調査研究データによると、今年上半期には90後の多くが貯金の習慣を維持し、6月に定期預金をした人の数は年初に比べて約12%増加し、若い人も特殊な時期には貯金が保障の役割を果たすことを認識したとわかる。また、調査に回答した90後は銀行の資産運用商品を選択することが多く、1回当たりの投入金額は平均で6万元(約90万円)を超え、運用期間が180日以内で、相対的に柔軟で安定した商品を選ぶ傾向があるという。



広州市出身の90後の陳映華(チェン・インホア)さんは「お金を使うのが上手で稼ぐ力もある」若者の1人だ。同市の老舗レストラン「陳添記」の3代目で、祖父の代で始まった同店は40年間1日も休んだことがなかったが、感染症のため初めて店を閉め、2カ月間休業した。



感染症でビジネスが消えても、払うべき家賃が減るわけではなく、多くのレストランのオーナーが店を閉めるか商売替えすることを考え始めた。陳さんも非常に不安で、毎日隣の店のオーナーと世間話をしては、お互いに励ましあっていた。感染症予防・抑制の対応レベルが引き下げられると、この老舗レストランはついに再び客を迎え入れるようになった。



店を守り続けることは店を始めることよりも難しい。今回の感染症により、陳さんは味を守り続けることの大切さをよりはっきりと自覚し、技術を守り続けるだけでなく、時代の流れに応じて速やかに計画を立て、「老舗も時代に追いつくようにしなければ、店がさらに発展し、味がさらに向上することはない」と考えるようになった。



陳さんは昨年、父親にデリバリー業務を始めるよう何度も求めたが、こだわりの強い2代目はよしとしなかった。父親に言わせると、デリバリーは味が落ちるので、店の評判に響くのだという。感染症が徐々に緩和された3月、店での飲食が完全には回復しない中、デリバリーの売り上げはよかった。ビジネスを向上させようと、 陳さんはデリバリーのパッケージと製作技法を改良し、デリバリー用の魚の皮も食べ応えを保つようにした。



ただ感染症の影響に直面して、デリバリーだけではまだまだ足りなかった。営業は再開したものの、陳添記の店の売上高は以前の20-30%ほどになり、帳簿上の資金が消えていく事態に直面して、張さんは焦りを隠せなかった。



友人の助けを得て、陳さん一家は改めて店の資金運営計画を立て、資金の一部を銀行の資産運用商品に投入し、これによって経営でぶつかるキャッシュフローの圧力を軽減しようとした。陳さんは、「陳添記は外食産業が完全に回復する自信を持っており、その時になると、すべてのことが元通りになっているだろう」と今後への期待を語った。(提供/人民網日本語版・編集/KS)


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