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中国江蘇省で今年37人が感染、「ブニヤウイルス」とは?―中国メディア

  • 2020年 08月05日 11時20分
  • 提供元:Record China
4日、中国青年網は、中国江蘇省で37人がブニヤウイルスに感染したと伝えた。

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4日、中国青年網は、中国江蘇省で37人がブニヤウイルスに感染したと伝えた。

中国江蘇省で37人がブニヤウイルスに感染した。中国青年網が4日付で伝えた。



記事によると、江蘇省人民医院では最近、新たに1人のブニヤウイルス感染者を収容し治療した。これで同病院で確認されたブニヤウイルス感染者は今年の上半期以降で合計37人になったという。



感染者の一人、南京市に住む王(ワン)さん(女性・65歳)は、所有する茶園で茶葉を摘み取った後、急に体調が悪くなった。少し休めばよくなると思ったが不調は何日も続き、発熱して一時は40度以上の高熱が出て、倦怠(けんたい)感と寒気の症状も現れた。



家族が王さんを地元の病院へ連れて行ったところ、江蘇省人民医院へ転院となり、そこで「ブニヤウイルス」に感染していることが分かった。王さんの主治医である金柯(ジン・カー)医師によると、王さんには発熱だけでなく、出血、嘔吐(おうと)、炎症などが見られたという。その後、病院の専門家チームによって王さんはマダニにかまれて発症したと診断された。幸い王さんは約1カ月の治療を経て快方へ向かったという。



記事によると、ブニヤウイルスとは、2010年に衛生部がマダニにかまれた患者の体内から取り出したウイルスで、新型ウイルスと認定されていた。主にマダニにかまれることで感染し、軽症なら自己治癒できるが、重症になると多臓器障害(MODS)になるという。また、人から人へと感染する可能性がある。



青島市電視台の報道によると、以前に青島市第六人民医院でブニヤウイルス感染者が20人見つかっており、その多くは症状が重く、4人が死亡した。また、18年にも浙江省で一家4人が発症して2人が死亡するケースがあった。



ある専門家は「感染者との密接な接触がなく、きちんと感染防止対策を取っていれば感染を恐れる必要はない」との見方を示した。マダニは通常、4月から10月に活動が活発になり、この時期がブニヤウイルスの多発期になるという。記事は、「マダニは丘陵地帯や森林、草むら、山地などに生息しているので、屋外での活動時には気を付けるように」と注意を促した。(翻訳・編集/山中)


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