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ラー油月餅にタレをつけて食べる月餅など今年もバラエティ豊かな月餅―中国メディア

  • 2020年 10月02日 08時40分
  • 提供元:Record China
今年の中秋節は10月1日で、国慶節と重なり、おめでたいムードが例年よりさらに高まっている。写真はタニシ麺月餅。

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今年の中秋節は10月1日で、国慶節と重なり、おめでたいムードが例年よりさらに高まっている。写真はタニシ麺月餅。

今年の中秋節(旧暦8月15日)は10月1日で、国慶節(建国記念日)と重なり、おめでたいムードが例年よりさらに高まっている。今年は、新たなブランドが業界の垣根を超えて「月餅」商戦に参戦しているほか、多くの伝統的な月餅メーカーもイノベーションを強化して、斬新なアイデアの新商品を次々と打ち出している。工人日報が報じた。



「五仁月餅(5種類の種入り月餅)」や「大学が打ち出した月餅」、「何でも月餅の餡になる」など、月餅関連のワードがネット上で人気検索ワードとなっており、ネットユーザーからは、「今年の『月餅祭り』は目新しいアイデア満載」との声が上がっている。



毎年、中秋節の時期になると、ネット上では「五仁月餅」が大きな話題になるのが恒例だ。しかし、今年は、「タニシ麺月餅」に対する注目度が五仁月餅を上回り、中秋節関連でトップの人気検索ワードとなっている。



タニシ麺月餅のほか、西安科技大学高新学院が打ち出したラー油、牛肉煮込み、葫芦鶏(鶏の丸揚げ)、氷峰(炭酸飲料)などの味の月餅も話題をさらった。それら月餅は陝西省の「八大怪」と呼ばれる8つの独特の習慣、文化の要素が盛り込まれ、地方の特色あふれる一品となっている。



ユニークな味の月餅が続々と登場しているものの、中国焙■食品糖製品工業協会(■は火へんに考)が発表した「2020年中国月餅業界発展動向」によると、伝統的な商品と味が依然として主流で、ハスの実、五仁、こしあん、ナツメあん、ミックスフルーツなどが主役の地位をキープしている。



市場における販売状況を見ると、今年の月餅は依然として、広東式、蘇州式、北京式などがメイン。うち、ECや物流が発展しているのを背景に、広東式の月餅が北上し、多くの人にとって「マイブーム」となっている。ECプラットフォーム・蘇寧易購の「2020年中秋・国慶節前消費ビッグデータ」によると、中秋・国慶節前2週間の月餅の販売量は前年同期比215%増となっている。中でも、卵黄・ハスの実やカスタード、ローズこしあんなど、広東式の味が最も人気となっている。



味のほか、「ヘルシー」も今年の「月餅祭り」の重要なキーワードとなっていることは注目に値する。報告によると、今年の月餅の消費は、消費者と価値を共創していく「マーケティング3.0」の時代を迎え、健康・栄養が新たなトレンドとなり、ヘルシーで、自然にやさしく、低糖の月餅が大人気となっている。スーパーに足を運ぶと、ミニ月餅やばら売りの小さな月餅が人気となっているほか、低糖、雑穀月餅などが目立つ位置に並べられていた。



消費者の趙さん(女性)は取材に対して、「一般的な月餅は大きすぎて、半分も食べたら胃がもたれてしまう。今はスーパーに小さな月餅やばら売りの月餅がたくさん売っており、一口食べて、食べたい気持ちを満足させ、中秋節を祝うことができるほか、胃がもたれてしまうこともない」と話した。



ここ10年、中国の月餅関連の企業の登録数が約10%のペースで安定して増加している。日に日に競争がし烈になる「月餅商戦」に、元々月餅とは無縁の多くの企業が業界の垣根を超えて参戦するようになっており、多くの伝統的な老舗ブランドもイノベーションを強化して、新たな活路を探っている。



今年、火鍋ブランドの「海底撈」が、タレをつけて食べる月餅を打ち出した。麻辣味(痺れる辛さ)、香辣味(ピリ辛)、ノーマル味など人気の火鍋の素を、タレ・薬味と組み合わせて月餅とコラボさせ、大人気になっている。アイスクリーム・ブランドのハーゲンダッツも、複数の種類のアイスクリーム月餅を打ち出し、中国と西洋のデザートの月餅を通じたコラボレーションが実現している。先月19日、ハーゲンダッツ月餅の受け取り場所へ行ってみると、長蛇の列ができており、品薄状態となっていた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)


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