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新疆ウイグル自治区カシュガルで164人感染、なぜ全員無症状だったのか―中国メディア

  • 2020年 10月27日 11時00分
  • 提供元:Record China
26日、中国メディアの環球網によると、新疆ウイグル自治区カシュガルでの新型コロナウイルス無症状感染者が164人に達した。写真はカシュガルでのPCR検査。

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26日、中国メディアの環球網によると、新疆ウイグル自治区カシュガルでの新型コロナウイルス無症状感染者が164人に達した。写真はカシュガルでのPCR検査。

2020年10月26日、中国メディアの環球網によると、新疆ウイグル自治区カシュガルでの新型コロナウイルス無症状感染者が164人に達した。



記事によると、カシュガルでは全員にPCR検査を行っており、26日午後4時時点で累計447万1700人の検査を終え、213万3600人分についての結果が判明。このうち26日に新たに陽性が確認されたのは26人で、いずれも感染者の濃厚接触者だった。これまでに感染が確認された人も合わせると、感染者は合計164人になったが、全員が無症状だという。



この理由について、北京大学第一医院呼吸重症医学科の王広発(ワン・グアンファー)主任は、「新型コロナウイルス感染者は通常、症状が出る2日前から検査で陽性反応が出るため、今回の感染者の多くが初期症状の段階にあることや、発症前に検査で確認できたためではないか」との見方を示した。



イェール大学公共衛生学院の陳希(チェン・シー)准教授は、「新型コロナウイルスには数日の潜伏期間があり、カシュガル地区の感染者は比較的早く発見できたため、無症状なのだろう」と語った。一方で、「無症状感染者が後に症状を現す可能性は否定できない」としたほか、「感染が工場で発生しており、従業員は主に若者だったため、無症状の割合が高くなった」との見方を示した。



記事は、ウイルスの変異とも関係があるとの見方も出ていると紹介。陳氏は、「アジアのウイルスは北米や南米のウイルス株とは異なっており、ウイルス学の観点からすると、ウイルスが人体に適応するほど、より多くの人体に付着するために毒性が低くなり、発見しにくくなるので、無症状感染者の比率が高くなったのではないか」とした。ただ、王氏は「ウイルスの変異が大勢の無症状感染者を出した可能性は低い」と述べているという。(翻訳・編集/山中)


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