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盲点だった「密」対策 GoToでトイレ殺到を予防する「表示」システムに注目【コロナに勝つ!ニッポンの会社】

  • 2020年 10月29日 19時15分
  • 提供元:J-CAST
LEDで遠くからもわかりやすい

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LEDで遠くからもわかりやすい

LEDライトを活用してトイレの使用状況が容易にわかる表示システムを販売しているトヨラクラフト株式会社(神奈川県相模原市)は、コロナ禍の「密」対策で問い合わせが急増したことから、急きょ対応部署を新設するなど、対応に追われている。2020年10月27日の発表。

同社のトイレ表示システムは、LEDにより視認性に優れ遠くからも確認でき、ライトが切れる心配がない。また、ドアの開閉など検知するセンサーと組み合わせて設置するシステムや、トイレ数の多い施設では入口に利用状況が一覧できる表示板を設置できるという。


安価で手軽に設置できる

新型コロナウイルスの影響がなお続いているなか、観光関係や飲食業界を支援するGoToキャンペーンが始まり、外出する人が急増。施設や飲食店によっては、混雑しているところもある。人が集まる場所で、分散化が最も困難なのがトイレ。2020年9月の4連休では、観光地、各施設でトイレの行列が話題になった。


トヨラクラフトでは2019年10月に、トイレの使用状況が容易にわかる表示システムを発売。全国がコロナ禍に見舞われ「新しい生活様式」で「密」の回避が求められたことをきっかけに問い合わせが増え、緊急事態宣言が解除された後の6月以降に急増。その数は、春先から5倍以上になった。


従来のトイレの使用を知らせる表示システムは、一定の規模の施設では大型スクリーンや、最近では端末で確認できるものがある。しかし、トヨラクラフトによると、いずれも数十万円~数百万円の投資が必要で、また設置までに時間がかかることが課題だった。


同社のシステムは、ドアの開閉など検知するセンサーと表示器を組み合わせて設置するもので、半日~1日で作業できる。費用はワンセット数万円規模。トイレ数の多い施設では入口に利用状況が一覧できる表示板の設置可能という。


スーパーのカートやカゴを抗菌化

ショッピングカートやバスケットなどスーパーマーケットなどで使う備品の開発・販売を手がける株式会社スーパーメイト(岐阜県笠松町)は、新型コロナウイルスによる感染拡大で意識が高まった感染症対策を強化するため、店舗で不特定多数の人が使用するカートやカゴのグリップについて抗菌効果の高い素材に変更した。2020年10月27日の発表。


今回の措置でスーパーメイトは、カートやカゴのグリップを、抗菌製品技術協議会(SIAA)認証の素材にした。


コロナ禍のなか、スーパー各店は買い物カゴやカートハンドの消毒・清掃の励行をアピールするなどの対応に余念がない。だが店舗によっては人手の問題などで徹底できないことも考えられる。スーパーメイトでは、そうした点を補うことも目的に抗菌効果の高い素材を導入した。


SIAAは、安全な抗菌加工製品の普及を目的に、抗菌剤メーカー、抗菌加工製品メーカー、試験機関が結集して1998年7月に設立。会員企業100社でスタートし、現在は300社余りが会員になっている。SIAAマークが表示できる認証は、抗菌性、安全性のほか、抗菌剤の種類や加工部位を明示していることなど適切な表示の基準を満たしたものに認められる。


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