25日放送のTBS『グッとラック!』では、地方自治体に配られた“コロナ対策交付金”について特集。その無駄な使い道に、視聴者から「は? しばくぞ自治体」「自分の地域は大丈夫か心配になる」といった声が寄せられています。
新型コロナウイルス対策を目的に、国が地方自治体に配る“コロナ対策交付金”。約3兆円の税金が使用されているそうですが、この交付金の使い道について疑問視されている自治体があるといいます。
北海道では“スキー場ライトアップに180万円”、千葉県では“千葉ポートタワーのライトアップに150万円”が使用され、無駄なのではないかという指摘があるそうですが、これらについて自治体は「医療従事者への感謝を表すためのライトアップだからコロナ対策になる」などと不可解な説明をしているそうです。
中でも批判が殺到しているのが佐賀県で、その使い道は“スポーツ大会の電光掲示板5800万円”、“体育館のトイレ洋式化6730万円”、“佐賀空港に宇宙関係の映像上映やロケットの模型・パネルなどを設置”、“誓いの鐘設置779万円”などといったもの。県はこの鐘について「コロナ感染者への偏見と差別を根絶するため」などと説明しているようですが、番組MC・立川志らくさんは『リーダーが頭悪いとこういうことになるんだな』とばっさり。
そして、視聴者からも、
「各自治体のコロナ対策交付金の使い方が酷いな、特に佐賀県」
といった声をはじめ、
「佐賀のコロナ対策地方交付金の使い方があまりにも酷くて笑ってしまったw 自分の地域は大丈夫か心配になるよね」
「医療者への感謝、光で癒すための青色ライトアップ。これで数百万。は? しばくぞ自治体。って感じ。役所が金もらう言い訳に医療者使うなよ」
「なんか年末のやらなくていいんじゃないの!? ️みたいなやっつけ工事と同じ感じに見えるwww 無駄に使うならなんにもしてくれるな」
「医療従事者に配布すべきと発想がないのが凄いところ。鐘なんか鳴らしたところでコロナ消えないですよね?」
「コロナ対策交付金の使い方を見てるとみんな人間を救う気はないんだなって思う(笑)」
などといった声が寄せられていました。
コロナで無能な知事が炙り出されている。
佐賀県、コロナ対策交付金で鐘を作る。 pic.twitter.com/LB9lGwTJ00— 中島るも (@ginozafarm001) November 24, 2020
こうした批判を受けて、各自治体が考え直してくれることを祈るばかりです。(文◎絹田たぬき)
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