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頼むから出ていって!引き留められなかった日本ハムFA杉谷が残留

  • 2020年 12月02日 11時00分
  • 提供元:Ballooon

ココカラネクスト

 「補欠」の選手で、これほど話題になる男も珍しい。

 プロ野球・日本ハムの愛されキャラとして知られる杉谷拳士内野手(29)が爆笑残留会見を行った。11月30日、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で、今年取得した海外フリーエージェント(FA)権について「FAを行使しま………せんでした!」と表明した。


 FAといえば、引き留めにあうのが通例だが「コーチ、選手、さまざまな方から『早く出て行けよ』という話をされました。みんな僕がどこか行くものだと思って後輩たちも顔を合わせるたびに『ありがとうございました』と。何の話が回っているんだと、ちょっとパニクっていました」と明かした。

 矢野コーチから「行使しろ!」、先輩の鶴岡から「チームのために行使してくれよ」とお願いされた。栗山監督からも「海外は合うかもしれないね。無類の明るさ、人間にとって1番大事な要素だから」とまさかのメジャー挑戦『容認』。人生の一大事であるFAをネタにされ、笑いに代えてしまう選手は極めて珍しい。

 帝京高校野球部の先輩にあたる、とんねるず石橋貴明にも特別にかわいがられている。石橋が開設した登録者100万を超えるYouTube「貴ちゃんねるず」では、1週間の杉谷の数少ない?活躍、動向を語る「今週の杉谷」コーナーを設けているほどだ。

 一般的には、石橋が出演するテレビ番組企画「リアル野球BAN」対決に欠かさず出演し、他のゲスト選手に比べて実績もないのに、必ず笑いの爪痕を残す「帝京魂」の男というほうが、顔が知られているかもしれない。

 今シーズン、先発こそ少なかったが、内外野を守るユーティリティープレーヤーとして自己最多88試合に出場。2本塁打11打点、打率2割2分1厘をマークした。プロ12年で1度も規定打席に到達したことはないが、底抜けの明るさでベンチを盛り上げ、お茶の間に届けるネタの精度は高い。

 今年でいえば「全力国歌斉唱」。試合前に国家が流れても、ベンチ前に整列した選手の多くは歌わず、静かに気持ちを落ち着けている。これに対し、杉谷は1人だけ大声で君が代を熱唱。明らかに浮いているが、ムードメーカーらしく、元気いっぱい歌う姿がネットで話題となった。

 19年には史上19人目の左右両打席本塁打を達成。同じ日本ハムで活躍した両打ちの大砲セギノールとかけて「これからは『スギノール』として頑張ります!」と宣言した。また、西武の本拠地ではウグイス嬢からアナウンスでイジられるのが恒例となり、お約束のファンサービスを提供している。

 残留会見では、野生化計画を立てて臨んだ今シーズンを振り返り「昨年オフ、自主トレ先のオーストラリアで5大秘技を極めて帰ってきたつもりだった。カンガルーパンチ、シャークスライディング、ワラビーダッシュ、クロコダイルゲッツー、コアラワーク。このうち1番できたのはコアラワーク。ベンチの中で若い子たちを見守るのは、毎年できている」と、少ない出番をネタにした自虐でも笑わせた。

 来シーズンの目標には「日本ハムなので、シャウエッセンのようなパリッとしたプレーで、ジュワッと中身の濃いシーズンにしたいと思います」と、親会社の製品を引き合いに出してきっぱり。レギュラークラスならまだしも、控え選手に残留会見の場が用意されるのは異例だが、メディアには会見の様子が大きく取り上げられた。
 「とにかく明るい」杉谷のような存在は、今の日本球界に欠かせない。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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